日本にはお金を払えば、楽しめるサービスがたくさんあります。
例えば、遊園地、動物園、ボーリング、カラオケ、等々……
これらのサービスは、二人以上のお客さまをターゲットにしているものが多いです。
そのせいか、一人でこういったサービスを受けると、「寂しい」「恥ずかしい」「人目が気になる」と思う人もいるはずです。
私は特に、アミューズメント施設にひとりで行きたいとは思わないけれど、水族館やコンサートにひとりで行くと、微妙に心細くなります。
どうしたら、ひとりでも何も気にせずにいられるでしょう?
「おひとりさま」が、サービスを純粋に楽しめるにはどうしたらいいか考えてみました。
サービスを楽しむなら、受動的ではなく能動的に。
結論から先に言いますね。
おひとりさまが、サービスを楽しむコツ。
それは「楽しませてもらおう」と思うのでなく、「楽しもう」と思うこと。
受動的ではなくて能動的でいた方が、だんぜん面白いと思うのですが、いかがでしょうか?
ここでひとつ、例え話をします。
音楽が熱烈に大好きなAさんがいたとします。
Aさんはヴォーカリストとして、ライブ活動もしています。
そんなAさんが、たった一人でBさんのコンサートに行くことになったとします。
果たしてAさんは、そこまで周りの目を気にするでしょうか?
Aさんの関心は「音楽」であって、「人目」ではありません。Bさんの演奏に夢中になっているので、そこまで外野は気にならないかと思います。
「Bさんの歌い方、かっこいいな!」
「自分だったら、こう歌いたい!」
こんな風に、自分の身に当てはめながら、Bさんの歌に聴きほれていると思います。
他の例を挙げると、絵を描くのが趣味な人がひとりで美術館に行くのも、料理の腕を上げたい人が高級レストランにひとりで行くのも、Aさんと同じような心理でしょう。
特にプロ志向でなくても、大丈夫。
私も「楽しませてもらおう」という気持ちよりも、「楽しもう」という気持ちが強いときの方が、自由にのびのびしていられます。
依存しているうちは、サービスを楽しめない。
視点をちょっと変えます。
例えば誰かと二人で、ライブに行くとします。
「一緒に行く人に楽しませてもらおう」
「アーティストに楽しませてもらおう」
こんな風におんぶに抱っこでは、大勢で行ったとしてもつまらないですよね。どこかで寂しさを感じたり、欠伸が出ることもあるかもしれません。
何かに依存しているうちは、楽しむことはできません。
逆に言うと、「自分から楽しもう」と思って誰かとライブに行く人は、一緒に行く人の気分も楽しませてくれます。
本当に楽しみたいことだけをする
くり返します。
おひとりさまが、サービスを楽しむコツ。
それは「楽しませてもらおう」と思うのでなく、「楽しもう」と思うこと。
受動的ではなくて能動的でいた方が、だんぜん面白いと思うのですが、いかがでしょうか?
「一人で〇〇したいけど、人目が気になる……」という時は、本当に〇〇を楽しみたいのか、考えてみるといいかもしれませんね。
本当に楽しみたいことだけ、していたいですよね。
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