浦和の古民家カフェ「楽風」で、お茶と和菓子と至福のひと時を。

「ああ、美味しいお茶が飲みたい!」

と思ったとき、いつも決まって行きたくなる喫茶店があります。

浦和駅から徒歩7~8分のところにある古民家カフェ「楽風(らふ)」です。

江戸末期から続く老舗のお茶屋さんである、「青山茶舗」の脇道を入っていくと、まるで田舎のおばあちゃんの家を思い出させるような、懐かしい建物があります。

明治時代に建てられた納屋を改装したとのこと。

1階は日本茶喫茶、2階はギャラリーとなっています。

ほっこりと寛ぎたいときに、ぴったりなお店です。

楽風の外観と内観

では、写真と共に、ご案内いたしますね。

中山道を歩いていると、ふっと目の前に現れる看板。

この奥に日本茶喫茶・ギャラリー「楽風(らふ)」があります。

※駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあります。

お店の玄関。

ここで靴を脱いで、スリッパに履き替えて、中に入ります。

籠に入っている短冊のようなものは、靴を間違えないように目印をつけるためのもの。

店内の様子です。

10人以上座れる大きな円卓と、10人座れる四角いテーブル、そして、小さなテーブルが二つあります。

手ぬぐいなどの小物類の販売も行っています。

テーブルの上に団扇が置かれているの、わかりますか?

夏ならではのお気遣い。

冬になると、椅子にひざ掛けが用意されているんですよ。

茶釜です。

熱いお茶をお代わりしたいときは、自分でこちらのお湯を急須に注いでいただきます。

3煎めぐらいまで、おいしくいただけるとのこと。

楽風のお茶と和菓子とギャラリー


こちらはテラス席。大きなサクラの木が眺められます。

店内がにぎやかだったので、ひとりになりたくて、こちらの席に来ました。

冷抹茶セット(815円)を注文しました。

氷を浮かべて、泡立つ冷抹茶

「青山茶舗」のお茶が使われています。さすが老舗のお茶屋さんだけあって、味わい深いです。

お茶のメニューは全部で10種類あります。

熱いお茶:玉露・抹茶・煎茶・芽茶・茎茶・荒茶・ぐり茶・ほうじ茶
冷たいお茶:冷抹茶・冷煎茶
※玉露とほうじ茶を除いて、セットメニューもあります(和菓子かケーキ付)

今回の和菓子は水無月餅。ういろうに小豆が散らされています。

セットメニューの和菓子とケーキは、その時によって種類が違います。

以前、和菓子のセットを頼んだときは、お饅頭が出されました。

 

お茶と和菓子を堪能したあとは、2階のギャラリーを拝見。

この時は陶芸でしたが、他にも絵画・織物・染物・彫刻などを、ゆっくりと鑑賞することができます。

若手(18~25歳)のアーティストに、無償でギャラリーを貸すという企画も行っているんですよ。瑞々しい感性に触れることができます。

ひとりでもふたりでも落ち着ける。浦和の古民家カフェ。

浦和の古民家カフェ「楽風(らふ)」をご案内しました。

いかがでしたか?

浦和の街って、最近は開発が進んで、駅前はすっかり都会になったのに、お店に一歩足を踏み入れると、ほっと落ち着くことができます。

おひとりさまにおすすめ……と言いたいところだけれど、以下の点でちょっと注意が必要かもしれません。

・小さなテーブルが少なく、大きなテーブルがメインなので、相席になる可能性あり。
・人気店なので、混雑している時もあり。

この点が気にならなければ、ひとりでも充分楽しめると思います。

(もちろん、ふたり以上で行っても、話が弾むこと請け合いです)

浦和へ来ることがあったら、おすすめしたいお店です。

 

楽風 – さいたま市 浦和の日本茶喫茶 ギャラリー

ジャンル:喫茶店、日本茶専門店、和菓子
交通手段:浦和駅から430m
TEL:048-825-3910
住所:埼玉県さいたま市浦和区岸町4-25-12
営業時間:10:00~19:00 日曜営業
定休日:水曜日

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