一人暮らしに加湿器は必要だと思いますか?
私はずっと不要だと考えていたのですが、数か月前に初めて買おうか迷いました。
「うちの部屋の湿度計を見ると、いつも30%台で……」
という話を何気なく友達にしたところ、
「え?それはまずいよ!部屋の湿度って40%を下回ると、ウィルスが蔓延しやすくなるんだよ!」
と言われて、びっくりしたからです。
ちょうどその話をしたのは、冬の真っ盛りのころ。インフルエンザも流行っていたので、予防しなければなりません。
それで家電量販店やネットで、加湿器をいろいろ探してみました。
と同時に、加湿器の代わりになる方法も、あれこれ試してみました。
そしたら、うちの部屋の湿度もみるみる上がってきたので、加湿器がなくても大丈夫かもと思うようになりました。
私がどんな乾燥対策をしたのか。本当に潤いを実感した方法だけをご紹介しますね。
部屋の適湿度は40~60%。その範囲内で加湿すればOK!
加湿器の代わりになる方法を紹介する前に、前置きしたいことがあります。
それは、部屋の適湿度について。
目安としては、40~60%くらいと言われています。
40%を下回ると、先ほどもお話したとおり、ウィルスが活発になります。60%を上回ると、カビやダニが発生しやすくなります。
だから加湿器を買ってガンガン加湿しても、逆効果になることもあるんですね(笑)
自然な方法で、適度な湿度を保つことができたなら、機械の力を借りなくてもいいのかもしれません。
加湿器以外で部屋を潤す方法・おすすめベスト3
さて、私がどんな方法で、カピカピに乾燥した部屋を潤したのか。
個人的におすすめしたい、ベスト3を紹介します。
どの方法も、湿度が30%台から40%台に回復した確率が高いです。
※個人差や状況にもよるので、参考程度にしてください。
1. お風呂場のドアを開けっぱなしにしておく
お風呂上りに、お風呂のフタを閉めないで、お風呂場のドアを開けっぱなしにするだけ。
シンプルな方法ですが、いちばん部屋の湿度が上がるのを実感できました。
一人暮らしで狭い家に住んでいるからこそですね。二人以上で広い家に住んでいる場合は、この方法はあまり効果がないのではないかと思います。
バスルームが付いているホテルに宿泊しているときも、この方法は応用できますよ。
2. 洗濯物を部屋干しする
お部屋に洗濯物を干したときも、湿度が上がりました。
洗濯物も量があると、それなりに部屋も潤います。
私は女性の一人暮らしで、防犯の意味から、元々部屋干しをしています。部屋干し専用の洗剤を使っているので、匂いもあまり気になりません。
部屋干しの匂いが残ると、凹みますもんね。専用の洗剤を使うのがポイントです。
あと風邪を引いていたり、喉や鼻が乾いているときは、寝る前に枕元にタオルを干しておくといいかもしれません。
簡単な方法ですが、湿度対策になりますよ。
3.部屋で鍋物を食べる
お部屋で湯気の立った鍋物を食べたときも、湿度が高まりました。
鍋物は湿度対策にもなるんですね!
鍋で料理を作るのは簡単だし、節約にもなりますよね。
こちらの記事にも書いています⇒ひとり鍋最強論。食費も時間も、実は節約できます。
キッチンでお湯を使って炊事や洗い物をした後も、部屋の湿度が上がることが多かったです。
霧吹きは乾燥対策にならない?
じゃあ、逆に乾燥対策にならなかった方法は何か。
部屋に霧吹きをしても、あまり湿度は上がりませんでした。
どんなに霧を吹いても、それが蒸発しないと、空気が潤わないからでしょう。
シーンと静まり返った部屋で、スプレーでシュッシュッと霧をばら撒いてみたのですが、細かい霧がポタポタと冷たい床に落ちただけ。
スプレーした瞬間、湿度が30%台から20%台に落ち込んで、ガクッとうなだれそうになったこともあります。
「じゃあ、お湯を霧吹きすればいいのかな?」と思ってやってみたものの、湿度に変化はありませんでした。
熱湯を必死に霧吹きすれば、湿度が上がるかもしれませんが、それだったら私は加湿器を買います(笑)
【まとめ】加湿器の代わりになる方法で、賢く乾燥対策を。
加湿器の代わりに部屋を潤す方法を3つ紹介しました。
洗濯物を部屋干しする
部屋で鍋物を食べる
いかがでしたでしょうか。
私はこの乾燥対策を試してみたところ、この冬は風邪をこじらせることなく乗り越えることができました。
いつも冬になると喉や鼻が乾いて、咳き込むことも多いのに、その症状もありませんでした。
加湿器を買ってしまうと、メンテナンスに手間がかかりますもんね。こまめに清掃しなければ、カビが溜まってしまい、かえって病気になりやすいという話も聞きます。
できることなら、賢くシンプルに乾燥対策したいものです。
もしよかったら、参考にしてくださいね。
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