このブログでは、読書感想文を掲載しています。
そのなかでも、「おひとりさま」の味方になるような本を選んで、まとめてみました。
面白い本を読んでいると、一人でいても一人でないような、励まされているような思いになりますよね。
一人暮らしをしていたり、独身のあなたに、おすすめです。
(以下、ブログ掲載順に紹介)
そして私は一人になった(山本文緒)
作家の山本文緒さんによる日記エッセイ。
離婚をして一人暮らしをはじめた頃の日々を、淡々とつづっています。
山本さんといえば直木賞を受賞していて、TVドラマ「あなたには帰る家がある」の原作者としても知られていますね。
でも、このエッセイで書かれているのは、等身大の女性のひとりごとです。共感できることも多いのではと思います。
感想文はこちら⇒「そして私は一人になった」は時を超えて心に響く日記エッセイ
こちらもおすすめ⇒「あなたには帰る家がある」の感想。原作も驚くほど面白いですよ。
結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日(益田ミリ)
益田ミリさんによる4コマ漫画です。
カフェの店長をしているすーちゃんと、お友達のさわ子さんが登場します。
ふたりとも30代で独身。そんなふたりのモノローグがリアルで、時に切なくなるほどです。
でも、読んでいると、ほっと優しい気持ちになります。読後感がいいです。
感想文はこちら⇒共感度120%!「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」
トットひとり(黒柳徹子)
黒柳徹子さんが、「同じ匂いを持った人たち」との出会いと別れをつづったエッセイです。
向田邦子さん、渥美清さん、森繁久彌さんなど、懐かしいお名前が次々と登場します。
おひとりさまの先輩である徹子さんからは、独身生活を楽しむコツをたくさん学べると思います。
ドラマよりもドラマチックな徹子さんの人生が、この一冊で味わえますよ。
感想文はこちら⇒「トットひとり」の感想と、黒柳徹子さんの人生から学んだこと。
カキフライが無いなら来なかった(せきしろ×又吉直樹)
文筆家のせきしろさんと、お笑い芸人であり芥川賞作家でもある又吉直樹さんの共著。
おふたりによる自由律俳句と散文と写真が収められています。
一人暮らしを連想させるような句も多く、思わずクスっと笑ったり、ツボにはまることも。
本を読むのが苦手な人でも、眺めているだけで楽しめる本です。
感想文はこちら⇒共感と驚異―せきしろ×又吉直樹「カキフライが無いなら来なかった」
現実入門(穂村弘)
結婚も一人暮らしもしたことがないという、歌人の穂村弘さんによる体験エッセイ。
献血やモデルルーム見学や合コンなど、さまざまなことに挑んでいます。
本気で笑えてしまうので、公共の場で読むことはおすすめしません(笑)
最後にあっと驚くような仕掛けがされているので、これこそ読書体験してほしいですね。
感想文はこちら⇒「現実入門」の結末にハマる…このエッセイを体験できるのは幸せかも。
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いかがでしたか?
これからも面白い本があれば、ブログで紹介したいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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