箱が捨てられない理由と対策法。早めの断捨離がカギです。

私は昔から、空箱が捨てられないタチでした。

キレイなお菓子の箱はもちろん、後で役立ちそうな家電の外箱や、どうでもいいダンボール箱まで、気がつけば山のように積み上げていました。

3年前に大幅な断捨離をしてからは、さすがに捨てるようになりましたが、それでも時々、「あれ、何でこんなに箱が家にあるんだろう?」と思ってしまいます。

先日、ダンボール箱を一気に捨てたときもそうでした。

Amazonなどの通販で送られてきた外箱が、部屋の片隅に畳まれたまま、いくつも重ねられていました。私は一人暮らしなので、ある程度まとめてからゴミに出すようにしているのですが、収集所に持っていくのも大変な量でした。

私みたいに箱を取っておくクセがある人、意外と多いのではないでしょうか。

箱が捨てられない理由と、対策法について考えてみました。

箱が捨てられないのは再利用しようと思うから

「いつか使う」

「何かに使える」

箱が捨てられない理由で最も多いのは、こんな風に再利用しようとするからだと思います。

確かに箱は、収納するのに便利だし、物によってはインテリアになりますよね。

でも、「いつか」「何か」がハッキリ決まらないまま、箱だけを取っておくのは、もったいないような気がします。

もったいないって?

そう、スペースが、です。

多くの人が家賃を払って、スペースを借りています。(人によっては、持ち家かもしれませんが)

そのスペースに空き箱を置いていたら、空き箱のためにお金を払っているようなものです。

「いつか」「何か」のために生きるよりも、今の自分がのびのびと動けるスペースの方が、ずっと大事ですよね。

こんまりさんも箱類を捨てることを勧めてます

「人生がときめく片づけの魔法」の著者、近藤麻理恵さん(こんまりさん)も、箱を捨てることについて、こんな風に仰っています。

・携帯電話を買ったときの箱類一式
まず、箱自体が妙にかさばります。これは買ったらすぐに捨ててしまいましょう。取扱説明書もいりません。使っているうちにだいたい必要な機能はつかえてしまうので、だいじょうぶです。

・電化製品の外箱
「売るときに箱があった方が高く売れるから」という考えは、はっきりいって損です。箱をとっておいてある大事なスペースをたんなる物置で使ってしまうほうが、家賃として考えれば高くつきます。引っ越しするときに箱がないと不便というのも、だいじょうぶ。引っ越しするときに箱の問題は考えればいいのです。いつやってくるかわからないそんなことのために、スペースをとるわりにはまったくかわいくない箱を置いておくなんて、もったいないと思いませんか。

引用元:人生がときめく片づけの魔法(近藤麻理恵 著)

スマホが入っていた箱類一式や、電化製品の外箱は、なぜか取っておいてしまいがちですよね。でも、こんまりさんの仰るとおりだと思います。

私はこんまりさんの言葉に出会ってから、こういった箱類も、捨てるようにしています。

「人生がときめく片づけの魔法」を読んで、大々的な断捨離に踏み切った話を、こちらに書いています⇒一人暮らしの私が断捨離。汚部屋も人生もガラリと変わりました。

箱類は早めにこまめに捨てましょう

「いつか」「何か」のために箱をとっておくよりも、早めに捨てた方が、スペースが広がっていいと思います。

早めにというのが、ポイントですね。

冒頭に書いた私のケースのように、ある程度まで量をためて資源ごみに出そうと思っていると、ついつい量が増えてしまうということもあるかもしれません。

一人暮らしだと、ゴミの量が少ないから、ゴミを出すタイミングを逃してしまいがちなんですよね……

反省の意をこめて、こまめに捨てることをお勧めします。

(私も気をつけます)

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