一人暮らしの場合、どんなに部屋を散らかしても、誰からも怒られないので、片付けないまま、放置していないでしょうか。
「やる気になってから片付けよう」
そう思っても、汚部屋を見て意気消沈。いつまでたっても気力が湧きません。
家族と暮らしている場合でも、早く掃除してと言われても、疲れて動く気になれない時もありますよね。
部屋を片付けるのが面倒くさいときに、やる気が出る裏ワザを、これから紹介しますね。
片付ける気になれないときは、まずは片付けてみる
結論から先に言います。
まずは片付けをはじめることで、やる気が出ます。
「え?やる気がないから、片付けをはじめられないんでしょう?」
と思うかもしれませんね。
でも、これには根拠があります。
まったくやる気がなくても、とりあえず体を動かすことで、だんだんと気分が盛り上がる現象を、「作業興奮」と言います。
(この現象は、心理学者のクレペリンによって提唱されました)
体を動かすことで、脳の前頭葉の血流がよくなって、ドパーミンなどのホルモンの分泌が活発になるからです。ドパーミンは、意欲を起こすホルモンです。
たとえば、片付けはまさにそう。
最初のうちは億劫でも、とりあえず半径1メートル以内の整頓していたら、そのうち調子が乗ってきて、気がつけば部屋中がキレイになっていた、なんてことはないでしょうか?
片付けをしているうちに、脳のやる気のスイッチが入って、どんどんキレイにしたいと思うからです。
「作業興奮」は、家事・仕事・勉強でも応用可能
「作業興奮」は、さまざまな家事で応用可能です。
・料理をする
・皿を洗う
・洗濯物をたたむ
・アイロンがけをする
……等々。
一人暮らしの場合は、基本的に誰も家事をしてくれないので、後回しにしていると、やるべきことが溜まっていく一方なんですよね。
やることが山のよう積み重なって、押しつぶされてしまう前に、まずは手をつけてみることをお勧めします。
仕事や勉強でも、「作業興奮」は役立ちますよ。
・パソコンに向かう
・テキストを広げる
……等々。
まずはちょっとした行動に出てみるのは、いかがでしょうか?
動くことで、やる気が起きる
とりあえず、動いてみる。
やる気を出す上で、これがとても大事です。
私も独り身で、日中は会社で働いているから、夜になって家に帰ってきても、ダラダラしてしまうときもあるんですよね。
それでも、とりあえず夕飯の準備をしてみたら、明日のお弁当もいっしょに作っていたなんてことは多いです。ついでにキッチンも片付けようという気にもなります。
とりあえず、動いてみる。
片付けも何もかも面倒なとき、ためしてみてくださいね。
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