春とは言え、まだまだ寒い日が続きますね。
冷える夜は、温かいものを食べたいと思うのは、私だけでしょうか?
この冬をふり返ってみると、例年以上に土鍋が大活躍してくれました。
私は一人暮らしで、日中は会社勤めをしているため、なかなか料理をつくる時間がありません。それでも家に帰って夕ご飯を作るとき、この土鍋があってどんなに心強かったことか。
湯豆腐、キムチチゲ、味噌煮込みうどん、等々……作るものは、さっと作れる簡単なものばかり。それでもお腹が温まって、お財布も満足しました。
そう。お鍋は「節約」するのにも、味方になってくれます。
「ええ!?この冬、野菜がものすごく高かったじゃない。どこが節約になるの?」と思うかもしれませんね。
でも工夫次第で、いくらでもコストダウンは可能です。
ひとり鍋がいかに節約になるか、3つの点から力説してみますね。
土鍋で節約できる3つのもの
1. 食費の節約
材料を一週間分くらいまとめ買いすれば、一日ごとに個別で買うよりも、食費をぐっとお安くすることができます。
同じ材料でも、日によって味付けを変えれば、飽きないですものね。月曜日は塩ちゃんこ、火曜日は豆乳鍋という風に。
葉物や葱が高くても、もやしのように値段が安定しているものを買えばいいと思います。
「白菜1/4が200円なんて信じられない!」と悲鳴を上げそうなときでも、一袋20円のもやしなら手が届きやすいですもんね。
2. 光熱費の節約
土鍋は温まるのに時間がかかるけど、一度温まったらなかなか冷めないですよね。要は保温性がいいんです。
温まったと思ったら、ガスの火を消しても予熱で煮込んでくれます。テーブルに置いてからも、熱々のまま食べることができます。
3. 時間の節約
鍋料理は、野菜やお肉をザクザク切って入れるだけの簡単なものなら、調理する時間がかかりません。しかも洗い物も少なくなるから、本当に助かります。
冬は寒いから、キッチンに立つ時間もできるだけ節約したいですもんね。
一人暮らしの鍋料理は、費用も時間も節約になる。
ひとり鍋がいかに節約になるか、3つの点からお話ししました。
「食費」
「光熱費」
「時間」
この3つを節約できたら、本当に嬉しいですよね。
一人暮らしの場合は特に、「時間」の節約ができることが重要だと思います。
私は実は前年まで、土鍋をさほど活用していなかったんです。煮込むのに時間がかかると思っていたから。家に帰った後はお腹がペコペコだから、早くご飯の支度をしたかったというのもあります。
ところが、火を止めて予熱で煮込んでいる間に、洗濯だろうと掃除だろうと、何でもできると気づいたときから、時間をうまく使えるようになりました。
仕事も家事も、なんでも一人でこなさなければならないから、スーパーに材料を買いに行く回数も、調理や洗い物にかける時間も、できるだけ減らしたいんです。
大きな目で見れば、費用はもちろん、時間も節約できるのが、鍋料理の魅力です。
急がば回れ。
忙しいときほど、土鍋を活用してみるのはいかがでしょうか。
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