一人暮らしの交際費の平均や理想は?人間関係を節約していい時もあります。

一人暮らしをしていて、しかも30歳を過ぎていると、人とプライベートで触れ合う時間が少なくなっている人も多いのではないかと思います。

いざ誰かと遊びに行きたいと思っていても、周りの友達はみんな結婚していて、家族にかかりきりということもありますもんね。

おひとりさまとしては、できれば新しい出会いを大切にしたいし、今周りにいる人たちも大切にしたいです。

そのため、交際費は惜しむことなく、人間関係を豊かにするために使いたいです。

でも、いくら独身だからといって、人と遊ぶためにジャンジャンお金を使うのは、さすがに「ん?」と疑問に感じてしまいます。なかには、お金だけが目的で近寄ってくるような、とんでもない人もいますもんね。

ここで、一人暮らしをしている人の、交際費の平均額や理想額を調べてみました。

その上で、交際費を節約するポイントについて考えてみたいです。

これを書いている今は、年末年始に近いです。忘年会などの出費がかさんでいる人もいるかもしれませんね。

もしよかったら、参考にしてくださいね。

 

一人暮らし(単身世帯)の交際費の平均額と理想額は?

まずは、一人暮らしをしている人の交際費の平均値について。

総務省統計局の家計調査によると、単身世帯の1か月間の支出のうち、交際費の平均は15,803円だそうです。(2017年)

この統計には、勤労世帯も無業世帯も含まれています。ちなみに、平均年齢は58.6歳。平均年収は305万円。

単純にざっと計算すると、収入のうち約6%を交際費に使っていることになります。

詳しくはこちら⇒e-Stat 政府統計の総合窓口
(年報のトップページにリンクしています)

 

んー、でも、アラフォー独身OLの私としては、もっと自分の身の丈に合った金額を知りたいよーと思って、本を引っ張り出してきました。

以前もこのブログで紹介している、独身女性向けのお金の本、『おひとり様を生き抜く「女子貯金」生活』です。

この本によると、一人暮らしをしている人の、理想的な交際費の割合は4%。手取り20万円の人だと、8000円になります。

本の感想はこちらで書いています⇒お金の不安がスッキリ。『おひとり様を生き抜く「女子貯金」生活』

交際費を節約する3つのポイント

一人暮らしをしている人の、交際費の平均値や理想値はわかりました。

収入のうち約4~6%を、少ないと見るか多いと見るかは人それぞれ。

私も自分が楽しめる範囲内で、やり繰り出来たらな~と思います。

あえて交際費を節約するとすれば、以下のような出費をカットすることでしょうか

1.気が向かない飲み会などへの参加
2.お金目的で近寄ってくる人との付き合い
3.寂しさを穴埋めするだけの出費

順を追ってお話しますね。

1.気が向かない飲み会などへの参加

好きでもない人と飲んでも、ちっとも美味しくないと思います(笑)

なかには会社での付き合いで、どうしても宴席に出なければならない時もあるかもしれないけれど、私は可能な限り「ノーサンキュー」で断るようにしています。

うちの会社、そういった宴席を強要しない点では助かっています。

その代わり、退職する人や結婚・出産した人へのプレゼント代は、惜しみなく使うようにしています。

2.お金目的で近寄ってくる人との付き合い

30歳を過ぎたころから、お金だけが目的で近寄ってくる人が、増えているような気がするんですよね……

その歳になると、起業する人も多いからでしょうか。

「この商品を買って」とか「セミナーやるから来て」とか、商売根性まるだしの人(笑)

そういう人に限って、弱みに付け込むように、まことしやかに忍び寄ってくるんですよね。

私の場合は、音楽活動をしているため、「CD買って」とか「ライブに来て」という人も周りにいましたね。

たとえば、商売をしている友人や、ミュージシャンの友人が、応援したい存在だったら、惜しみなくお金を使いたいです。

でも、「この人は私のことを、金づるとしか見てないだろうな~」と感じる人には、お断りしたいですね。

3.寂しさを穴埋めするだけの出費

独りでいると寂しくて、人からの誘いを断りたいときも、ズルズル付き合ってしまうこともあるかもしれません。

たとえば、1.のように気が向かない飲み会であっても、2.のように相手だけが得するようなセミナーやライブであっても。

でも、寂しさを穴埋めするために人と付き合っていても、ますます自分が寂しくなってしまいますよね。

先ほど紹介した本で、FPの横山光昭さんは、次のように仰っています。

孤独を紛らわすためだけに、それほど気の進まない飲み会に行き、何となく楽しめないまま疲れて帰ってきたり、SNSをチェックするためにスマートフォンやタブレットに多額のお金を払うのは、お金と時間のムダ遣いです。

人間関係を節約して、大切な人との付き合いを深めたい。

一人暮らしでの交際費の平均額や理想額と、節約するポイントについて紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

「えー、いくら寂しいからといって、お金目的で近寄ってくる人と仲良くしないよー」と思う人も、なかにはいるかもしれませんね。

私としては思い当たるふしがあったので、あえて書きました。

私の周りには、ミュージシャンに限らず、お芝居に出るからチケット買ってという人や、同人誌を売っている人や、お店を経営している人も多くいます。

全員がお金だけを目的にしている訳ではないけれど、全員の誘いに乗っていたら、お財布がすっからかんになってしまいます(泣)

人間関係がからむ出費の、どこまでがOKで、どこからがNGなのかの線引きは、とっても難しいです。

表現活動に携わっている人などは特に、こういった悩みを抱きがちかもしれませんね。

人間関係の節約や断捨離といったら、ドライな言い方になってしまうけれど、本当に大切な人だけとつながっていたいものです。

 

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