以前から気になっていたコミックエッセイを、ようやく手にしました。
おづまりこさんによる、「おひとりさまのゆたかな年収200万生活」です。
この本は、ゆる~く節約するためのヒントが満載。
- 楽しみながら節約したい。
- たまにはのんびり息抜きしたい。
- 活字は苦手だけどマンガは好き。
そんなあなたに、ぴったりの本です。
あらすじ…大まかな内容をざっくりとご紹介。
おひとりさまのゆたかな年収200万生活 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
この本の作者であるおづまりこさんは、東京でひとり暮らしをしている、アラサーの漫画家さんです。
「おひとりさまのあったか1ヶ月食費2万円生活」という自炊ブログが人気を集めて、同じタイトルのコミックエッセイでデビューしました。
これから紹介する本は、3冊目に当たります。
テーマは「節約」。といって、ゆるい節約です。(←ここ重要!)
今ある年収で、私らしく。
愛されて7万部・おづまりこの「おひとりさま」コミックエッセイ最新刊!
「レタスクラブ」「コミックエッセイ劇場」での大人気連載に80ページ以上の描きおろしを加えてオールカラーで刊行♪上京して10年、年収約200万円の派遣OLとして暮らしてきたおづさん。
お金があればあるだけ使ってしまう女子でしたが、「月の予算を12万円に決めた」ことで
身のたけに合ったやりくりができるようになりました。お気に入りの花瓶に花を活けたり、コーヒー豆を挽いてゆったり朝時間をすごしたり、くつしたでおしゃれを楽しんだり。
そんな自分らしく満たされた「ゆる節約生活」のヒントを描くコミックエッセイです!
第2章 ごはん編
第3章 暮らし編
第4章 ファッション編
第5章 お楽しみ編
本は5章仕立て。ほとんどのエッセイが見開き2ページで完結しています。
だからスイスイ読めちゃいます。気分転換したいときや、時間がないときにも、ぴったりです。
「コミックエッセイ劇場」で試し読みできますよ。
⇒おひとりさまのゆたかな年収200万生活(コミックエッセイ劇場)
「おひとりさまのゆたかな年収200万生活」の感想。
私がおづさんのエッセイを読んで、いいなと思ったのは次のこと。
- 続けられる節約
- 楽しめる節約
この2つが、ちゃんと描かれていたことです。
それぞれの項目について触れますね。
1.これぞ王道!続けられる節約
おづさんの節約方法って、ある意味王道だと思います。
- お金の使い道をレコーディングする。
- 余裕をもって予算を立てる。
- 予算内で楽しくやりくりする。
ここでポイントなのが、1~3のどれも、ゆるめにやっていること。
たとえば、キッチリ家計簿をつけて、ガッチリ予算を組んだとしても、それを続けるのは至難の業ですよね。
節約って、続けることに意味があると思います。
おづさんの場合は、1~3を自分なりのルールを決めて、無理なく節約しています。
「節約のストレスが減って買い物が楽しい」
「これなら長く続けられそう」
「ゆる節約」について、おづさんもそうおっしゃっています。
「これなら私も続けられそう!」と思えるような節約ですね。
2.ネガティブじゃなくてポジティブ!楽しめる節約
節約ってどうしても、ネガティブになりがちですよね。
1円でも安いものを買おうとがんばったり、外食や遊びに行くのを我慢していたら、ストレスも溜まってしまいます。
「いかにお金を使わないか」ということよりも、「いかにお金を使うか」ということを考えた方が、だんぜんハッピーになれます。
おづさんは、好きなものや美味しいものにお金を使うようにしているので、とても楽しそうです。
たとえばこんなものを、買っています。
- お花(スプレーマム)や緑(ガジュマル)
- カルディーのコーヒー豆
- 靴下屋のくつした
上の紹介文にもあるとおり、お花を飾ったり、豆を挽いてコーヒーを淹れるエピソードが、エッセイのなかにあります。
どちらもプチリッチな気持ちを味わえそうですね。
でも、すごくお金をかけているという訳じゃありません。あくまで予算の範囲内です。
節約自体も楽しんでいるので、まさにポジティブです。
おひとりさまの節約生活の息抜きにもなる本です。
おづまりこさんのコミックエッセイ。
「おひとりさまのゆたかな年収200万生活」の感想を書きました。
この本は、節約生活のヒントにもなるけれど、息抜きにもちょうどいいです。
私もおづさんのように、家計簿アプリで日々の支出をレコーディングしたり、食費の予算を大まかに決めて生活しているけれど、たまに苦しくなっちゃうんですよね。
「あれ?私、何のために節約してるんだろう?」
と、我にかえってしまうこともあります。
節約しているのは、日々の出費をがまんするためでなく、まして将来のためだけでなく、今の生活を楽しむため。
そんな大事なことを、思い出させてくれる本です。
おひとりさまならきっと、共感できることもいっぱいあるんじゃないかな?
心もほっこり、ゆたかになれますよ。
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