「部屋のなかに物がごちゃごちゃ溜まって、断捨離したいのに、忙しすぎて片付けをする時間がない!」
そんな風に悩んでいるあなたに、おすすめしたい方法があります。
「1日15分」とタイムリミットを決めて、要らない物を捨ててみることです。
「とりあえず15分」と思えば、どんなに腰が重いときも、断捨離を始めやすいです。終わりの時間も見えているため、捨てているときも気が楽ですよね。
私も実践している真っ最中なのですが、思っていた以上に効果を実感しています。
ミニマリストの筆子さんから教わった「15分で27個捨てる方法」
私が1日15分のプチ断捨離をするようになったのは、ある本に出会ったのがきっかけでした。
ミニマリストでブロガーでもある筆子さんの著書、『1週間で8割捨てる技術』です。
筆子さんはこの本のなかで、「15分で27個捨てる方法」を紹介しています。
1 タイマーを15分にセット
2 ゴミ袋をつかむ
3 タイマーをスタート
4 家中を走り回って、捨てるものをゴミ袋に放り込む
5 27個集まったら、袋ごと、ゴミ箱に捨てる
これは本当に、行動あるのみ!
断捨離というと、「これを捨てたら後で困らないかな?」とか「これはまだ使えそうだし取っておいた方がいいかな?」と、ごちゃごちゃ悩んでしまいがちです。
でも、タイマーがカチカチ進んでいたら、細かいことを考えている暇もありません。
とりあえずパッと目に飛び込んだ不用品を、パッパと捨てるだけ。
しかもラストが見えているため、「いつになったら終わるの?」と途方に暮れる必要もありません。
ある意味、ゲーム感覚でできちゃいますね。
1日15分のプチ断捨離にチャレンジした感想
さてさて。私が1日15分のプチ断捨離に挑戦してみて、どうだったか。
わりと楽しく取り組むことができました。
「15分で27個」と数字が決まっていると、やる気が出ますね!
まずは今まで捨てたくても捨てられなかった、個人情報(住所や本名など)が書かれた紙ごみを中心に、ゴミ袋に放り込んでいきました。
もちろん個人情報を丸ごと捨てるのは、とっても危険なので、ビリビリ破ってから捨てていきました。片っ端から破っていくのが面白くって、ストレス解消にもなりました。
不思議なことに、15分と決めて断捨離していると、部屋のなかにある不用品がどんどん目について、ますます捨てたくなってくるんですよね。
これは「捨てる」加速がつく方法です。もったいなくて、モノがなかなか捨てられなかった人でも、不用品だったら自分だって捨てられると自信を持ち、捨てる味わうことができます。
筆子さんが本のなかで仰っていることは、その通りだと感じました。
数字の力は大きい。目標は具体的にすると実現しやすい。
ところで、「15分で27個」という風に数字を決めて断捨離することが、どうして効果的なのかと思いますか?
具体的に目標を定めた方が、その目標に向かって集中しやすいからです。
たとえば、「毎日ちょっとずつ断捨離しよう」と決めたとしても、「ちょっと、ってどれくらい?」と迷ってしまいませんか?
ところが、「毎日15分だけ断捨離しよう」と決めたら、「よし!15分だけでいいのね」と、割り切った気持ちで取り組むことができますよね。
しかも1年や1か月のような長いスパンじゃなくて、1日のうちのたった15分です。
15分と決まっていれば、断捨離も始めやすいし、終わらせやすいです。
数字の力は大きいです。
断捨離に限らず、仕事や生活でも、目標に数字を取り入れた方が、その目標が実現されやすいのかなと思います。
私は以前から、夜の片づけをちょっとずつ実践するようにしていました。これからはタイムリミットを決めてやってみようと思います。
詳しくはこちら⇒夜片付けて朝すっきり。毎晩ちょっとずつの習慣で部屋がきれいに。
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これを書いている今は、ちょうど12月です。
師走と言われるくらい忙しい時期だし、大掃除をしたい人もいるかもしれませんね。
「まずは15分」と決めてしまえば、慌ただしいなかでも断捨離できそうな気がしませんか?
もしよかったら、参考にしてくださいね。
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