一人暮らしをはじめたばかりの冬……何に驚いたかって、それは部屋の寒さ。
11月の時点でアパートのフローリングの床が冷え切って、立っていると足の裏が痛くなるくらいです。ゴロンと布団にくるまっていても、つま先がヒンヤリしたまま、眠りにつくこともできません。
まるで針のむしろ状態。シンと静まり返っているから、よけいに寒さが身に刺さるんですよね。
「このままじゃ凍え死ぬかも……」と、肩を震わせながら、本気で思ったこともあるくらいです。(今思えば、大げさすぎて笑っちゃいますが)
でも、そんな寒がりな私でも、毎年冬が来るたびに防寒対策をして、なんと冬を越せるようになりました。
今日はそんな防寒対策を紹介します。
お金をかけずにできる方法ばかりなので、節約したい人は続きをチェックしてみてください。
重ね着をする
防寒対策といえば、まずは重ね着。
部屋を暖めなくても、自分一人がポッカポカに温まればOK!
電気代やガス代もかからないので、節約にもなりますね。
とは言っても、単純にモコモコ重ね着しただけでは、温かくならないんですよね……完全武装したつもりが、かえって鎧が重すぎるなんてことも。
衣服で身体を締め付けすぎてしまうと、血流も悪くなって、肩こりや首こりの原因にもなりかねません。
なので、重ね着にはちょっとしたコツが必要です。
1. 首とつく部分を温める
首とつく部分(首、手首、足首)を温めると、全身が温まりやすくなることは知っていますか?
例えば外で、マフラーを首に巻いたり、レッグウォーマーやアームウォーマーを身につけるだけで、体感温度が上がりますよね。
それを家の中でもやればいいのです。
私は部屋の中でも、どうしようもなく寒いときは、タオルを首に巻いています。
「オッサンくさいな……」と思いつつも、まあ、一人暮らしなので、見た目を気にしないで済むからいいです(笑)
2. 靴下やルームシューズを履く
やっぱり床が冷えるから、足を温めた方がいいんですよね。
足は第二の心臓と言われるだけあって、ここが冷えると全身も凍えきってしまいます。
私は靴下を重ね履きしたり、ルームシューズを履くようにしています。
特にルームシューズは、デスクワークをしている時や、キッチンで料理や水仕事をしている時に重宝しています。
3. 防寒用の下着を身につける
ヒートテックをはじめとした防寒インナーが、もはや冬の定番になりましたね。
「こんなに薄いのに大丈夫なの?」と、私も最初は半信半疑でしたが、今では手放せなくなってしまいました。
ヒートテックが何で暖かいのか知っていますか?
身体から蒸発する水蒸気を吸い込んで、熱エネルギーに変えてくれるから。素材自体が暖かくなるからなんです。
なので、キャミソールなどを着たうえにヒートテックを着るのではなくて、肌にちゃんとヒートテックを密着させるのがポイントです。
今年もユニクロ誕生感謝祭で、ヒートテックを買ってきました。ユニクロはセールしている時に買うに限ります。
節約・暖房器具やグッズを活用
寒いとどうしてもエアコンをつけたい!
けど、エアコンに頼りすぎてしまうと、電気代がかかってしまいます。
そんな時は、光熱費があまりかからない暖房器具やグッズなどを使って、お得に暖房したいものです。
1.コタツは最強の暖房器具
コタツは最強の節約・暖房器具ですね。
人間をダメにするという意味でも、最強ですが(笑)
私は一人暮らしをはじめた当初から、無印良品のコタツを使い続けています。夏にはローテーブルとして活用できるので便利です。
コタツの電気代は、一時間あたり約2~5円。エアコンのそれと比べると、ぐっと安いですね。
2.電気毛布は省エネで重宝します
私は昨年の冬から、電気毛布を使うようにしています。
これは買って正解でした!何でもっと早く買わなかっんだろうと思います。
私が使っている電気毛布は、一時間あたりの電気代が、強でも約0.8円、弱だと約0.1円です。コタツの電気代よりも、安いですよね。
デスクワーク中のひざ掛けとして、お布団を温める湯たんぽ代わりとして使えます。
3.ペットボトルは湯たんぽ代わりにも使えます
先ほど紹介した電気毛布や、昔ながらの湯たんぽがあれば、お布団を楽に温めることができますよね。
でも、一人暮らしをはじめたばかりだと、両方とも揃っていない場合もあります。
私はそんな時、ペットボトルにお湯を入れて、湯たんぽ代わりに使っていました。2リットルのボトルがあればベストだけれど、それがなければ500ミリリットルのボトルでも。
低温火傷に気をつけて、ペットボトルにはタオルなどを巻くようにしてくださいね。
4.足湯は専用のタライがなくてもできます
どんなにお布団を温めたとしても、つま先が冷え切って眠れない夜は、足湯をするようにしています。
とは言っても、専用のタライは持っていないので、お風呂にうっすらとお湯を張って、足を浸すという具合。半身浴よりも水道代やガス代はかかりません。
(こういうときに、風呂桶が小さいアパートはいいですね)
10~15分くらいすると、足がポカポカ温かくなってきます。
そのままお布団に直行すれば、ぐっすり眠りやすくなります。
それでもやっぱり震えが止まらないときは、コタツに足を突っ込んから寝るようにしていますが、そのまま寝落ちするのは健康に悪いのです。あくまで最終兵器です。
アパートのフローリングを寒さから防ぐ
アパートは大体が木造か軽量鉄筋でできています。
断熱性の高いマンションと比べると、床が冷えやすいです。(建物の構造にもよりますが)
特にフローリングの床の場合は、カーペットやラグを敷いている床よりも、冷え切ってしまいがちです。
それなら何かを敷いてしまえば、フローリングだって温かくなる!
ということで、私はラグの下にアルミシートを敷いています。たかがアルミシート、されどアルミシート。これ一枚敷いただけでも、だいぶ違います。
あとは窓にプチプチ(気泡緩衝材)を貼れば、防寒対策はバッチリなのかもしれないけれど、まだ試したことがありません。
いつか試してみたいです。
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一人暮らしをしていて、アパートの部屋が冷え切っているときの防寒対策について紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
もしよかったら、参考にしてくださいね。
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