今年の一月に、東京国立博物館(愛称:トーハク)に行ってきました。
あまりの面白さに、時が経つのもすっかり忘れて、展示室を歩き回っていました。
インターネットにあふれる口コミを見ても、「トーハクは一人で行っても飽きない」という言葉が多いですね。私もひとりで行きましたが、さみしさを感じないくらい楽しかったです。
トーハクの何がそんなに魅力的なんでしょう。
その理由について5つ、考えてみました。
トーハクの5つの魅力
1. 展示数が豊富
トーハクの所蔵品は約11万6000件(うち国宝88件、重要文化財634件)。平常展である総合文化展では、常時約3000件を展示しています。
3000件って、すごい数ですね。
美術館の一般的な企画展だと、約100~200件くらいでしょうか。それと比べると、トーハクの3000件は桁違い。
じっくり見ようとしたら、一日かけても見きれません。
2. 定期的に展示替えをしている
トーハクでは作品が痛まないように、定期的に展示替えをしています。
絵画・書跡・染織・染工作品は、4~8週間ごとに作品を入れ替えているそうです。
いつ行っても新たな発見がありそうですね。
3. 建築物も趣きがある
本館や表慶館のように、重要文化財に指定されている建築もあれば、世界的建築家による現代建築もあります。
作品だけでなく、建物の外観や内観を見るのも楽しいですよ。
4. 室内が広々としている
とにかく展示スペースが広々としています。
作品の前に黒山の人だかりができて、作品が見づらいということがあまりありません。
(ただし、特別展は混雑している時もあるかもしれません)
5. 休憩場場所が多い
いたるところにソファーや椅子が置かれているので、疲れたらそこで休むことができます。
美術館によっては、座る場所がほとんどない所もあるので、助かります。
トーハクは一人でいても、誰かといても楽しい。
トーハクに一人で行っても飽きない理由について、考えてみました。
いかがでしたか?
トーハクはおひとりさまに限らず、カップルや家族で行っても、それぞれの楽しみ方が見つかる場所だと思います。
懐の広い場所なんですね。
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ちなみに、今年の一月に行ったときは、「博物館に初もうで」というイベントをやっていました。
このイベントは毎年恒例。その年の干支にちなんだ作品が飾られます。
2018年の今年は、戌(いぬ)をテーマにした絵や置物が展示されていて、かわいかったです。
本館の日本ギャラリーを中心に見て回ったのですが、蒔絵や陶磁や着物、浮世絵や近代絵画など、美しい作品が目白押しでした。
コメント
私もトーハク大好きです。特別展ではなく常設のコーナーとかをブラブラして、何か惹かれるものを見つけたとき、自分はこういうものに興味があるんだなあと新しい発見があったりして。特別展を見たいときは金曜の夜がちょっと空いていて良いですね。
智子さん
初めまして。コメントありがとうございます!
智子さんもトーハク好きなんですね。いつ行っても新しい発見があるからいいですよね。
常設展は度々行っているのですけど、特別展はまだ行ったことがありません。今度行ってみたいです^^