おひとりさまの手作りおせち:一人暮らしの作り置き(17)


お正月は何を召しあがりましたか?

私は毎年、お煮しめ紅白なますだけ作るようにしています。

「あれ、それだけ?」と思うかもしれませんね。

私の場合は実家が遠くないので、元日だけ帰省して、お餅や栗きんとんなどを貰ってきます。あとはスーパーで、黒豆の煮物などを買い足しておきます。

三が日は外食することが多いので、あまり作り置きしなくても充分なんです。

一人暮らしをしている人だと、自分でおせち料理を作るのも大変ですよね?数多く作るのではなくて、作れる分だけ作るのもアリだと思いますよ。

もしよかったら、参考にしてくださいね。

常備菜のメニューと簡単レシピ

お煮しめ

私にとってお煮しめは、ふだん食べない野菜を料理する、一年に一度のチャンスです(笑)

「よし!おせちを作るぞ!」と決意しない限り、サトイモもレンコンも手に取ることがないんです。

サトイモは下処理が面倒だし、レンコンはわりとお値段が張ります。

ゴボウに至っては、数年ぶりに買いました。最後にいつ買ったのか覚えていません(汗)

そんなサトイモ・レンコン・ゴボウを使って、大晦日の夜におそるおそる作ったのが、上の写真のお煮しめ。

薄味で煮たので、素材の味が生かされていて、美味しくできました。ふだんの煮物でも、応用できるんじゃないかなと思います(ただ常備菜の場合は、多少味が濃い方が、保存が効くかもしれません)

具材の形も整えたので、見た目もアート作品のようになりました。(まあ、不器用な私が作っているので、おせじにも上手とは言えませんが)

この三が日はお皿に盛り付けるたび、テンションが上がったので、やっぱり見た目って大事なんだなと実感しました。

作り方
1.具材を次のように処理します。
【レンコン】皮を剥いて、1cm幅に切って、酢水につけておきます。
【ゴボウ】よく洗って、1cm幅で斜め切りして、酢水につけておきます。
【サトイモ】皮を剥いて、六方剥きします(上下が六角形になるように剥きます)
【シイタケ】亀甲切りします(六角形に切ります)
【ニンジン】皮を剥いて、1cm幅に切って、ねじり梅にします(梅型に切って、切込みを入れます)
【サヤエンドウ】茹でておきます。
2.サヤエンドウ以外を、下茹でしておきます。
3.2をだし汁、砂糖、醤油、みりん、お酒で煮ます。
4.盛り付けときに、サヤエンドウを添えて、出来上がり。

紅白なます

昨年はひたすら、マリネばかり作っていました。

その甲斐あって、今回の紅白なますは、わりと上手にできたと思います。

成功のポイントは、スライサーを使ったこと(笑)

私が包丁で千切りしようとしても、どうしても極太になってしまうので、この写真のようにキレイにはできないんですよね。

千切りが苦手な人に、おすすめしたいです。

作り方
1. ダイコンとニンジンを千切りにします。
2. 塩を振って、10分くらい置いて、水気を切ります。
3. 砂糖、塩、酢で味付けします。

おせち料理は、ふだんの料理にも応用ができる。

おひとりさまの私の、おせち料理を紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

お煮しめは汁気がなくなるまで煮る料理なので、いつものお弁当のおかずにも、生かせるんじゃないかなと思います。

なますも簡単にできるので、ふだんの料理に応用できそうですね。

おせち料理自体、三が日に料理するのを休むために作られているものです。そういう意味では、元祖・作り置き。

日本に昔からある知恵に、学びたいなと思います。

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