職場で仕事を抱え込んでしまって、孤独を感じることはないでしょうか。
今回の記事は、そんなあなたに読んで欲しいです。
今の私がまさにそうで、会社で仕事の山に押しつぶされそうになっているのに、誰にも助けを求めることができなくて、苦しい日々が続いていました。
でも、ある日ふと思いました。
「あれ?私自身が、自分のことを孤独に追いつめているかも」って。
それでようやく、自分を助けるためのアクションを起こしているところです。
40代で新入社員になった私の成長
まずは私の職歴について、簡単に話しますね。
私はこれまで転職をくり返してきましたが、約3年前に契約社員として入社した会社で、正社員登用されました。
40代にして、新入社員。
20~30代の若い子たちに交じって働くのは、ぶっちゃけとても恥ずかしかったです。
仕事でちょっとしたミスをするのも、仕事を他の人に手伝ってもらうのも、時に冷や汗をかくほど嫌でした。
今思えば、つまらないプライドが邪魔していたんですね。
「もう40代なんだから、しっかりしなきゃだめ!」
「そんな小さなミスをするなんて、ばかみたい!」
「仕事を手伝ってもらうなんて、みっともない!」
心のなかでダメ出しばかりして、自分のことをがんじがらめに縛っていました。
でも、そんなことをくり返しているうちに、だんだん疲れてしまったんです。
そんな自分の頑なさに気づいて、緊張の糸を柔らかくほどいてあげたのが、自分にとっての成長でした。
その成長については、こちらの記事に詳しく書いています⇒まだ40代?もう40代?アラフォー独身OLでも成長するのは楽しい
職場で孤独を抱え込んでしまった意外な理由
私は今も、その会社で働き続けています。
確かに、変なプライドに縛られることはなくなりました。
ところが最近になって、以前とは違った理由で、誰にも助けを求めづらい状況に再び陥ってしまいました。
今までになく、仕事の波が押し寄せているからです。
例年だと、9月くらいから徐々に仕事量が増えて、11月~12月に繁忙期を迎えるのですが、今年はすでに怒涛の忙しさ。10月の時点でこれでは、先が思いやられます。
しかも、職場の人たちもそれぞれ忙しそう。
「ああ、○○さんも△△さんも大変そう。手伝えなくて、ごめんなさい」
心のなかでひたすら謝りながら、仕事を黙々とこなす日々が続きました。
本当は自分だって苦しいのに、口をつぐんでしまい、だんだんと殻に閉じこもってしまいました。
文字通り、孤独です。
プライドが邪魔しているというよりも、遠慮のしすぎで、SOSを発信できなくなってしまったのです。
「仕事は会社のものであり一人のものではない」
私ひとりで仕事の波を乗り越えることができるなら、話は早いのかもしれません。
しかしどんなに冷静に考えても、波に飲み込まれる可能性が高いです。
「もう無理。諦めよう」
ある日、あっけらかんと白旗を上げたら、気持ちがほっと楽になりました。あっけらかんと開き直るのって、時に重要ですよね。頑なになっているときは、余計そうです。
私は肩の力をゆるめて、上司に相談することにしました。
こういう時の対処法としては、横の関係である同僚について気にするよりも、縦の関係である上司に相談した方がいいですよね。
上司には今までもこの状況については話していたし、相談したところで状況が良くなるとはあまり思えないのですが、相談しないよりかはマシです。
信頼できる第三者に悩みを打ち明けるのも、いいかと思います。
「仕事というのは、会社全体のものであって、あなた一人のものじゃない」
「10ある仕事を、あなたが7しかできなかったとしても、それはあなたの責任じゃなくて、仕事を割り振っている上司の責任。あなたは無理して8も9もやろうとしないで、7を打ち込めばいいんだよ」
仕事を抱え込んでいることを、ある人にこぼしたとき、そんな風に答えてくれたことを思い出しました。
職場で孤独にならないためにアクションを起こそう
大量にある仕事については、まだまだ上司と相談を重ねているところなので、今後どのようになるかは分かりません。
それでも、状況改善のために動いてみたことで、実感したことがありました。
自分のためにアクションを起こすことが、大事なのだと。
どんなに小さな一歩であっても、踏み出すのと留まっているのでは、大違いです。
自分ひとりで仕事を抱え込んでしまって、職場の誰にも助けを求められなくなっても、そんな自分をまずは助けてあげなくちゃ。
私はこの一歩を踏み出すことで、「私が自分のことを孤独に追いつめていたんだな……」とつくづく思いました。留まっていたら、絶対に気づきませんでした。
結果はどうだったいいじゃないですか。
まずは自分の味方でいたいです。
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